製品の特徴
高精度測定のための様々な工夫
2つの測定ボアに別のL/D比を持つダイスを設定すれば、ワンパスで管長補正された粘度測定が可能。幅広いせん断速度領域で管長補正は測定精度の向上、測定時間の短縮に貢献します。
ラビノビッチ補正を標準計算。ダイス内流動については速度分布を自動補正し、測定誤差を低減します。
伸張粘度による加工性の評価
実際の成形における速度域の伸張粘度が得られます。伸張粘度は分子構造に敏感なパラメーターであり、流動性に大きな影響を及ぼします。成形速度での伸張粘度により信頼性ある加工性の評価を実現。ランナー狭さく部の流動性・インフレーション成形の寸法安定性、中空成形のドローダウン性、キャスティングでの寸法安定性など様々な流動場にて伸張粘度は大きな影響を与えます。
高い測定再現性
ボア内でサンプル圧力を直接検出する事により高い精度と再現性が得られます。高い測定再現性のため、繰り返し測定が不要で、1回の測定で管長補正も得られるため、大幅に測定時間を短縮します。使用するセンサーは交換が容易で、測定条件・サンプルに合わせて最適な測定レンジを選択する事も高い再現性に寄与しています。また、ピストンを介した荷重の測定と異なり、摩擦やサンプル量の違いによる影響を受けません。
最新のモーター制御と広範なせん断速度
最大100kN(オプション)のピストン荷重を達成しながら、最新のモーター制御技術と新開発エンコーダーによりピストン全域で0.02μmの位置分解能を実現します。せん断速度領域は0.02~4x106/sと幅広い範囲をカバーします。高荷重性能と分解能により溶液からゴム・熱硬化性樹脂の高せん断速度測定まであらゆる測定に対応します。
抜群の制御技術
高精度白金センサーとセラミックヒーターによる高精度の温度制御を行います。圧力センサーは測定開始前の簡単な0点キャリブレーションにより温度ドリフトによる誤差を補正します。また、圧力センサーへの電気ノイズを僅少にする新設計がされています。ピストン移動全域での誤差は50μm以下を達成します。
機能を集約したタッチパネル
ピストンの上下動や温度設定は本体のタッチパネルからも操作できます。週間タイマーによる測定温度への自動昇温も可能です。圧力センサーの出力状態やバレル各ゾーンの温度もリアルタイムで表示されます。

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ソフトの特徴
専用ソフトウエア「RheoSolve」付属。
RheoSolveはシングルのソフトウエア・パッケージで測定の構成、測定結果の解析までを行うプログラムです。レオメーターと接続しないでオフラインでの使用が可能。
すべてのインターフェース項目はユーザー設定可能な柔軟な設計になっています。
レオロジー計算機
樹脂流動のシミュレーションを行うレオロジー計算機「Rheo Calc.」プログラムが付属します。測定したデータを入力するだけの簡単操作で粘度カーブ(計6種類)が得られ、すぐにシミュレーションを開始できます。簡単な形状のアダプターや多層成形のシミュレーションであれば本プログラムにて十分な解析データが得られます。各材料の粘度カーブはデータベースに保存し、容易に管理できます。
計算可能な流動場は
a)チューブ(2種類:平行・テーパー)
b)プレート(3種類:平行・テーパー・多層)
c)パイプ (2種類:単層・多層)
d)ドラグフロー(押出機内のスクリュー回転による流れ)
e)比較(データベース内の粘度データの比較)
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オプション
ダイスウェル(CCDカメラ方式)
キャピラリーダイより押し出されるサンプル直径を計測し、ダイスウェルを評価するオプションです。従来のレーザー式とは異なり、CCDカメラの広い撮影面積により、広範囲でのサンプル径の変化を捉えます。また、広範囲にわたる直径の変化より、メルトフラクチャーのリアルタイム画像を捉える事が可能です。従来のレーザー式ダイスウェル装置も選択頂けます。
メルトストレングス(溶融張力)
キャピラリーダイより押し出されるサンプルをサーボ・ドライブで一定加速度・一定スピードで引き取り、変化する張力を測定します。0.5m/minから1,000m/minまでリニアに変化させる事が可能です。また、CCDカメラ(ダイスウェル測定)と組み合わせれば、巻き取り速度の変化によるサンプル径の変化も解析する事ができます。
P-V-Tテスト
特別なピストン、ダイによりキャピラリー・レオメーターで、P-V-T測定を行うためのハードウェアとソフトウェアのパッケージです。実際の生産工程と同じように、物質が圧縮され流動している状態の「P(圧力)」-「V(容量)」-「T(温度)」の相関関係を把握する情報が得られます。
スリット・ダイ・システム
スリット状の流路を持つダイスのオプションです。流動方向に3式の圧力センサーを取り付け、各部での圧力損失を測定する事により正確なせん断粘度が得られます。この測定方式であればいわゆる入口・出口効果による誤差を生じません。


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